適応障害は薬を飲まない方が良い理由5選

適応障害

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こんにちはtajaxです。

今回は、適応障害は薬を飲まない方が良い理由について、経験に基づいてお話していきたいと思います。

●記事の信頼性

▶︎このブログを書いている私は、実際に高校生3年生〜現在まで、約12年適応障害と付き合っています。

▶︎精神疾患の専門家というわけでは全くありませんが、上手く適応障害と付き合いながら現状そこそこ楽しく生活出来ていますので、経験に基づいてお伝えします。

目次

●適応障害が薬を飲まない方が良い理由

   ・適応障害は環境が変われば治るため

   ・環境を変えなければ、根本治療にならない

   ・効果よりも副作用が怖い

    ・離脱症状が怖い

   ・実際わたしは薬を無くした方が良くなった

●最後に

●適応障害が薬を飲まない方が良い理由

・適応障害は環境が変われば治るため

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▶︎適応障害の定義

「ある特定の出来事や状況が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動に症状が現れるもの」

とされています。

つまり、何を意味するかというと、環境を変えることで、症状が軽くなる ということを意味します。

また、耐え難い環境以外では、元気に過ごせることが適応障害とうつ病の鑑別診断にもなるため、耐え難い環境から抜けると、根本治療になるということです。

・環境を変えなければ、根本治療にならない

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⇒適応障害の治療としては、

①ストレス因子の除去(環境を変える)

②ストレス耐性を高める

③薬剤治療

この3つがあげられます。②と③については、症状を抑えることは可能ですが、根本治療にはなっていません。

③の薬剤治療について、あくまで対処療法であると、厚生労働省のサイトにも記載されているくらいです。

そのため、①のストレス因子の除去、つまり環境を変えなければ、絶対に根治はしないということになります。

・効果よりも副作用が怖い

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適応障害に処方される薬は、

・三環系抗うつ薬

・四環系抗うつ薬

・SSRI

・SNRI

・NaSSA

という分類がされています。

現在はSSRI等が主流であり、第一選択として、多くの診療内科で処方されています。

(私も過去に服薬していました。)

SSRIの副作用としては、

口渇、悪心、嘔吐、便秘、眠気、排尿障害、ふらつき、めまい、体重増加

不眠、性機能障害  と記載されています。

⇒私自身は、不眠と体重増加に悩まされました。たった1年で10KG ほど増加し、本当に会うたびに太ったと言われるくらいでした。

⇒↑の記載にはないですが、私自身は、服薬中にほとんど毎日悪夢をみていました。

不眠で全然眠れず、眠れたかと思えば悪夢をみるといった悪循環のなかで生活していました。

逆に、効果としては

SSRIはセロトニンに作用しやすく、不安や落ち込みの軽減が期待できる。

SNRIはセロトニンに加え、ノルアドレナリンにも作用するため、気力・意欲についても軽減が期待できるとのことでした。

↑これについては、あくまで自分の経験ですが、不安や落ち込みは服用したからと言って全然改善されませんでした。

むしろ気力、意欲も落ちてしまい、正直薬を服用している時期の方がしんどかった経験があります。不安や落ち込みが改善された印象もありません。

  ・離脱症状が怖い

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⇒急激に薬の血中濃度が下がることで、頭痛や吐き気、不眠、強い不安などがおこります。

私も急にやめたわけではなく、心療内科にて先生と相談しながら徐々に減らしていったのですが、しばらくは強い不安感が強かったです。

しかし、薬を完全にやめて数週した後は、別に副作用もなく生活できるようになったかと思います。

★服用中は副作用があり、やめるときには離脱症状として強い不安感がおそったりと、結構デメリットが多いです。

しかも、適応障害にとって薬はあくまで対処療法なので、根本治療にはなりません。

そう考えると、デメリットが多すぎると思いませんか。

・最後に

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以上、今回は適応障害が薬を飲まない方が良い理由についてお伝えしました。

この記事を見て頂いて、最終的には薬なしでも生活できるようにしていただくのが、私としても本望です。

しかし、薬には様々な種類があり、心療内科の医師が症状に応じて処方されています。そのため、いきなり自己判断でやめてしまうと、医師がアプローチするべきだと考えている症状が治らない可能性があります。

また、いきなりやめてしまうと激しい離脱症状を生じる可能性がありますので、あくまで医師と相談しながら、徐々にお薬を減らしていってください。

それではこの記事を終わります。

適応障害が退職するべき理由 についても

合わせてご覧下さい。

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最後までお読み頂きありがとうございました

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