こんにちは、足と靴について研究中の理学療法士tajaxです。
今回は、私が靴を選ぶ際に基準にしているポイント【横にふらつきにくい靴】についてお伝えしたいと思います。
全般的な足に良い靴の選び方について知りたい方は、
をご覧ください。
●この記事の信頼性
▶︎記事を書いている私は、運動の専門家である理学療法士（国家資格：７年目）であり、解剖学・運動学・生理学を基本とした知識があります。
▶︎さらに足と靴の専門機関にて2年間学んできましたので、足・靴に対する知識は豊富です。実際の靴作りも行っていたので、構造的なこともお伝えできます。
●このブログをみて得られるメリット
①横にふらつきにくい靴の特徴がわかる。
②子ども靴を選ぶ際のポイントがわかる。
目次
・横にふらつきにくい靴の基準
①靴底がしっかりしているか
②カカト・側方にしっかり芯材ははいっているか
③靴底は幅広か
④ウエストラインは細すぎないか
・まとめ
・横にふらつきにくい靴の基準
⇒横にふらつきやすいと、それだけで歩きにくくなりますし、足の変形にもつながります。
また、スポーツ動作が安定しないなど、デメリットばかりです。
普段生活しているなかで、左右にふらつきやすい人はもしかしたら
『左右にふらつきやすい靴』
を履いているのかもしれません。
では、左右にふらつきにくい靴選びの基準をさっそくみていきたいと思います。
①靴底がしっかりしているか
⇒これは足の変形のしやすさなどでも必ず必要になる基準です。
（上図のように簡単に手で捻れる靴はNGです）
靴底がやわらかいと、歩いている時に足に合わせて靴が変形してしまうので、結果的に左右にふらつきやすい歩き方になってしまいます。
そのため、つけ根～カカトまでの靴底が特にしっかりしているか確認してみてください。
②カカト・側方にしっかり芯材ははいっているか
⇒これも靴底の強度と基本的には同じ理由です。
靴の革の部分でもしっかり足をホールドしていると、それだけで左右のふらつきは減少します。
③靴底は幅広か
⇒靴底は、足よりも少し大きい必要があります。
なぜなら、靴底が足よりも小さいと、足がはみ出ている部分に関しては下からなにも支えてくれないので、靴底の大きさはとても必要になってきます。
強度がしっかりしていても、横から足が出ているとそれだけで横にふらつきやすくなります。
④ウエストラインは細すぎないか
⇒スポーツシューズなどでも、靴底のウエスト部分は結構細めに作っているメーカーが多いです。
しかし、ウエストつまり“土踏まず部分”が細いと、その細い部分が足で支えられなくなってしまうので、③と同様に横（特に内側）にふらつきやすくなります。
・まとめ
⇒横へのふらつきやすさは、足の変形のなりにくい靴や後ろにこけにくい靴と同じような基準がほとんどになります。
つまり、靴や革の強度がとても大切な要素になるということですね。
●歩きやすい靴の基準はこちら↓
●前後にふらつきにくい靴の基準はこちら↓
★足指を鍛えるトレーニングについてはこちら→http://tajax.hatenablog.com/entry/2020/05/10/192552
以上、これで終わります。最後までご覧いただきありがとうございました😁
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