こんにちは!今回は、テニスに応用出来る『広背筋トレーニング』について記載していきます!!
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○管理人プロフィール
▶足と靴専門の理学療法士。理学療法士になる前に、足と靴の専門学校にて2年間学んできましたので、足・靴に対する知識は比較的豊富です。
▶実際の靴作りも行っていたので、構造的なこともお伝え出来ます。(ニーズがあるのかは不明)
目次
・テニスで必要な体幹伸展・回旋動作
・体幹伸展・回旋が必要になる具体的な場面
・広背筋ってなに?
・具体的なトレーニング方法
・注意点(鍛えすぎには注意)
・まとめ
・テニスで必要な体幹伸展・回旋動作
▶テニスはコート上を走り回り、相手にボールをどんどん打ち返していく競技なので、体幹の運動をフル活用する必要があります。
▶また、体幹がしっかり機能していない場合、いわゆる『手打ち』になってしまうことも多々あります。
▶なので今回は、テニスでのフォームが安定させるための『広背筋トレーニング』について、お伝えしていきます!
・体幹伸展・回旋が必要になる具体的な場面
▶テニスで体幹の運動が必要になる場面は多々あります。
▶特に今回は、背筋を伸ばした状態(体幹伸展)で体を回す動作(体幹回旋)が必要になる場面について下記にまとめました!⇩
・サーブ/スマッシュ
▶サーブでは、打つ前の『構え』のときに身体が伸展・回旋します。
▶イメージ的には『少し腰を反らせる』感じでしょうか。
▶ラケットを持っている方へ体が少し捻れるのがポイントです。
▶このときに腰が全く反っていなかったら、背筋全体の力があまり使えなくなるので、サーブの威力も低下します。
▶また、床からの反力が下肢→体幹→腕の順番で波及しなくなるので、力の効率としても悪くなってしまいます。
▶スマッシュについても同様に、腰を反らせる動作によって力が腕に波及されることで、威力のあるボールを打つことが出来ます!
※この写真のように、ジャンプスマッシュするのはめちゃくちゃ難しいと思いますが。笑
・フォアハンドストローク/バックハンドストローク
▶ストロークのときにも、フォアハンド・バックハンドいずれも体幹の運動が重要になります。
▶特にフォアハンドストロークは片手で打ち返すことになるので!どうしても腕の力だけスイングしてしまうことがあります。
▶それではどうしてもストロークが弱くなり、安定もしにくいので、出来るだけ下肢・体幹の力で打ち返すようにしていきたいところです。
▶これから後述する広背筋は、いわば下肢と体幹の橋渡しのようなイメージで考えると良いと思います!
▶広背筋がしっかり働くと、フォームは安定してストロークは力強くなります!
・広背筋ってどんな筋肉??
▶まずは、広背筋がどのようについているのかみていきましょう!
▶広背筋は、背中を広範囲に覆うように付いています。本当に名前のとおりですね!
▶背中の筋肉は他にもたくさんあるのですが、中でも一番表面に存在しているので、かなり触知しやすい場所にあります。
↑※黄色の○の部分が広背筋です。
▶広背筋は、腕から腰にかけて付いているので、腕の運動と背中の運動をするときに働きます。
・具体的なトレーニング方法
▶それでは、具体的な広背筋トレーニングについてお伝えします!!
▶広背筋を鍛える上で一般的な方法といえば、『懸垂』や『重りを使用してのワンハンドローイング』などが代表的ではあります。
※一般的な広背筋トレーニングについてはこちら⇩
▶今回はテニスの動作ダイレクトで活かせるように、ステップに分けて簡単な方法をお伝えしていきます!!
①肩甲骨を下げるトレーニング
▶まずは、広背筋を意識する上で一番簡単な方法を行います。
↑このように、背筋を伸ばした状態で肩甲骨を下げるように動かします。
↑このときに、広背筋が付いている部分を触ってみて、力が入っているか確認します。
▶広背筋に力が入っている感覚が分かればステップ②に移ります。
※②からは、ストロークとサーブ/スマッシュに分けて練習していきます。
【ストローク】
②体幹の回旋
▶①のように肩甲骨を下げた状態で、体幹を回旋させます。
▶このとき、腕と体幹が同時に動いていると、広背筋が使用出来ている目安になります。
③素振り(すんどめ)
▶実際にストロークを行うときの足幅まで広げて、実際に素振りを行います。
▶②の動作を実際のストローク動作に即して行えていたらバッチリです。
↑上図のように腕が身体よりも先に前に出ているとダメです。🙅
↑広背筋がしっかり働いていると、このように身体と腕が同時に動くようになります。
★広背筋がしっかり働いていると、体幹の力が腕に波及するので、安定した威力のあるボールを打てるようになります!!
【サーブ/スマッシュ】
②構え
▶実際にサーブを打つ際と同じ位歩幅を広げます。
▶その後、利き手の肘を曲げた状態で①と同じように広背筋に力を入れます。
③素振り(すんどめ)
▶最後は、利き足に体重をかけて身体を回旋させます。
▶このときに広背筋がしっかり働くように、肩甲骨は下げるようにします。
↑広背筋がしっかり働いていると、打つ直前のいわゆる『タメ』が出来ます。
この『タメ』を作っているときに身体と腕が連結し、パワーのあるサーブやスマッシュが打てるようになります!!
・注意点(鍛えすぎには注意)
▶広背筋を動作で使用することはとても大切ですが、無理に鍛え過ぎると『肩の可動域』が制限されてしまいます。
▶スポーツにおいて関節の可動域はとても大切なので、動きを邪魔しない程度に鍛えることをオススメします。
・まとめ
▶以上、今回はテニス動作に活かせる広背筋トレーニングについてお伝えしました!!
▶今回お伝えした内容は、テニス以外の球技でも活かせる内容なので、是非やってみて下さい!!
今回はこれで終わります。最後までお読み頂きありがとうございました!☺
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